VSNotesのタグ毎にファイルテンプレートを作成する方法

某

どーも!某 (@7254bou)です!

VSNotesを使っていると、毎回タグを書くのが面倒ですよね!

実はコードスニペットでテンプレートを作成すると、VSNotesのファイル作成時にテンプレートを使うことができます。
そこで今回は、VSNotesのタグ毎にファイルテンプレートを作成する方法を紹介します。

VSNtoesのタグ毎にファイルテンプレートを作成する方法

例えば、articleタグを付けた以下のようなテンプレートを作りたいとします。

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tags: - article
---

VSNotesでテンプレートを作成するには、下記のようにします。

1. VSCodeのsetting.jsonにテンプレートを追加する

まずsettings.jsonを開きます。

setting.jsonを開くには、VSCodeのコマンドパレット(Ctrl + Shift + P、macOSの場合はCmd + Shift + P)から’setting.json’と入力し、基本設定: 設定を開く(Preferences: Open Settings (JSON))を選択します。


setting.jsonが開けたら、下記のように"vsnote.templates"の値にテンプレートの名前を追加します。

"vsnote.templates": [ "article",
],

"vsnote.templates"の値は、テンプレートの名前になります。"vsnote.templates"の値は、"vsnote.templates": ["article"]のように、配列で記述します。

この設定をするとVSNotesのファイル作成時(コマンドパレットのVSNotes: New Note選択時)にテンプレート名を選択することができます。

2. VSCodeのスニペットにテンプレートを追加する

テンプレート名は選択できるようになりましたが、そのテンプレートの中身を書いていません。なので次はテンプレートの内容を追加します。

一番上にあるメニューから、Code > 基本設定 > ユーザスニペットの設定を選択します。

検索ボックスにMarkdownと入力し、Markdownのスニペットを選択します。

{...}を選択し、{...}の中身を以下のように変更します。

"vsnote_template_article": { "prefix": "vsnote_template_article", "body": [ "---", "tags:", "\t- article", "---", "\n# $TM_FILENAME_BASE\n", "$1", ], "description": "VSNotesのarticleタグ用のテンプレート"
},

テンプレート用のスニペット名をつける場合には必ず”vsnote_template_”という接頭辞をつけてください。また、"prefix"の値は、"vsnote_template_"とテンプレート名をつなげたものにしてください。

例えば、"vsnote_template_article"というテンプレートの場合は、"prefix"の値は"vsnote_template_article"になります。

"body"の値は、テンプレートの内容になります。"body"の値は、"body": ["---", "tags:", "\t- article", "---",]のように、一行毎に配列で記述します。

"description"の値は、テンプレートの説明になります。ご自由に記述してください。

この設定をすることで、VSNotesのファイル作成時に指定したテンプレートの内容がファイルに挿入されます。

念の為テンプレートを作成したら、VSCodeを再起動してください。

テンプレートを使う

VSNotesを使ってファイルを作成すると(コマンドパレットからVSNotes: New Noteを選択すると)、タイトルの入力後に、テンプレートの選択が促されるのでテンプレートの値を入力してください。

テンプレートを選択すると、テンプレートの内容がファイルに挿入されます。

某

これでファイル作成時にタグを自動で挿入できます。

参考文献

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